日生の牡蠣

about kakioko

瀬戸内の海水温の変化は、カキの成長リズムにピッタリだと言われています。島々に囲まれた日生の海は波が穏やかで、島山からの養分の流出も豊富な「肥えた海」なので、成長が早くミネラルをたっぷり含んでいます。

日生の牡蠣の特徴

瀬戸内の海は海中に栄養分が豊富に含まれているので、通常、出荷できるサイズに育つまで数年ほどかかるところを、日生のカキはわずか1年で出荷できるサイズに育ちます。
1年で出荷されたカキはまだ若いので、身も白く弾力にも富んでソフト。カキ特有の臭みが無く、優しい甘さも味わえます。

牡蠣の養殖

養殖というと、人工的に多く作り出すというイメージがありますが、カキの養殖はホタテガイの殻の真ん中に穴を開けた「盤通し」を海に落とし、カキの幼生がホタテ殻に付着したら、「抑制棚」と呼ばれる保管場所で翌年の4月まで寝かせておきます。
人工的な餌を与えず、自然の餌で育つので、産地によってカキの味が違います。

牡蠣の旬

カキの旬は「冬」と耳にしたことはあると思いますが、日生で養殖しているマガキの旬は秋口から春先まで。
5月から8月に産卵が始まると、溜めていた栄養分を一気に産卵に使ってしまうので、栄養を蓄え始めた10月から3月が旬と言われています。

ひなせかき祭り

自慢の日生カキを市内外の方々に堪能していただきたくために、毎年「ひなせかき祭」が開催されます。
カキオコをはじめ、かきフライ、かき汁、かき飯などのかき尽くし販売をいたします。購入したカキをその場で焼いて食べられるバーベキューコーナーも人気です。かきむき体験もあります。